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自然療法(食養)について! 自然療法(食養)

食養の基本!
食養については、最近「マクロビオティック(Macrobiotic/長寿法)」という名称で健康雑誌やインターネット上で盛んに取り上げられるようになったためにお馴染みとなりました。 そのおかげで利用しやすい玄米製品が手軽に購入できるようになり、ありがたいことだと感謝しています。 それでも玄米は「まずい!」、「手間が掛かる!」などと敬遠されることの方が多いようです。

健幸塾「風見どり」では、この玄米食を基本としての食事の陰陽バランス(調和)、そして特には「身土不二(しんどふじ)」を重視します。 身土不二とは、居住地の自然環境に適合している主産物を主食に、副産物を副食にすることで心身もまた環境に調和することをいいます。 特に海に囲まれ、また山々に囲まれた盆地を多く持つ日本では水田稲作により収穫された米を主食に魚介類と野菜を食べることが最良と考えられます。 人間の歯は穀物を噛む臼歯20本菜類を噛みきる門歯8本肉を噛む犬歯4本を持っています。
これすななわち、人類は穀食動物であるといえるでしょう、よって米を主食に野菜を副食とする食事は日本人だけでなく人類の理想の食事といえそうです。 戦後、アメリカに習って蛋白質を肉や乳製品から撮るようになってきた日本、そして「死亡原因の第1位が癌」となりました。 しかし最近そのアメリカでは「米を主食に野菜を副食とする食事」が健康に良いと、持てはやされていると聞いています。

私たち日本人は食事のときに「いただきます!」と言います。
この「いただきます!」とは、「あなたの命をいただきます!」 という意味で、食物に含まれる生き物の命をいただき、その代わりに「私が生きる!」ということなのです。
そんな大切な「命」が含まれている食物!、今一度見つめなおしてみる必要があるようです、、、

肉食の問題と大豆蛋白質!
蛋白質の王様と思われてきたですが、実は以下の表から大豆の方がはるかに蛋白質が多く、他の栄養価も高いことが良くわかります。 また、大豆にはイソフラボンが多く含まれ制癌作用があることは良く知られています。
バターイエローという黄色の色素で染めたマーガリンを「はつかネズミ」に与えますと3ヶ月で肝臓癌を起こします。 ところが大豆蛋白を一緒に与えますと癌にならないという実験があります。
また、「大豆食と動物食」の比較実験によると、犬に「魚肉、牛肉、大豆蛋白質」の3種類を分けてそれぞれに与えて飼育します。 そして疲れて倒れるまでトレッドミル(ランニングマシーン)の上を走らせます。 すると最初、一番勢いの良いのは「肉食」で、続いて「魚肉」、「大豆蛋白質」の順でしたが、面白いことに最後まで走り続けることができたのは「大豆蛋白質」の犬でした。 魚肉犬は23分、牛肉犬は32分、大豆蛋白質犬は42分という結果でした。
この結果は人間にもあてはまると思います。

大豆と牛肉の成分比較
(五訂日本食品標準成分表)
 <大豆100g当たり>
エネルギー 417Kcal
たんぱく質 35.3g
脂質 19g
炭水化物 28.2g
カルシウム 240mg
リン 580mg
9.4mg
ビタミンA 6ug
ビタミンB1 0.83mg
ビタミンB2 0.30mg
ビタミンC 微量
<牛肉100g当たり>
エネルギー 201Kcal
たんぱく質 20.2g
脂質 12.2g
炭水化物 0.3g
カルシウム 4mg
リン 170mg
2.7mg
ビタミンA 微量
ビタミンB1 0.09mg
ビタミンB2 0.24mg
ビタミンC 1mg

SoyBeans

大豆においては、カルシウムは比較にならない程多く、脂肪も毒素や老廃物を身体の外に流す良質な脂肪が豊富にあります。 ビタミンB1に至っては肉より優秀で、肉にはないミネラルやビタミンを豊富に持っています。 そしてアルカリ性ですから肉のように血液を汚さないという長所があります。

私は北海道の酪農牧場で働いていましたが、愛情深い生きものです。
のお産は、だいたい夜明け前の満潮時に多く、私はいつも眠い目を擦りながらお産に立ち会っていました。 牛舎で飼われている牛は自力でお産することは困難で、私達は仔牛の足にロープを括り付けて引っ張り出します。 助産は羊水と汗で身体中ドロドロになりますが、生命の誕生の瞬間はいつも感動的です。
お産直後の母牛はとても疲れていて苦しそうですが、仔牛の身体が乾くまで、ずっと舐め続けています。 しかし、たとえ酪農牧場とはいえ、牡牛が生まれたなら食用として市場へ出さなければなりません。 そして、その別れの時、母牛の目にはが浮かびます、、、

動物が屠殺される時、彼らはそれを察知して非常に恐怖し悲鳴を残して死んでいきます。 そして心臓は止まりますが、それで完全に死ぬのではありません。 細胞は数時間、生き続けます。 その間、細胞は働くので酸化した老廃物は出せないで体内に毒素として残ります。 これを私達は死毒とよんでいます。

この死毒がエキス分に変わり肉の旨味を作り出します。
肉は新しいのはまずい!魚は新鮮でなければまずい!」と言いますが、その肉の旨さと共に死毒をも撮り入れてしまうことになります。
北海道は酪農学園大学の乳製品の授業で教授が「スーパーへ行くと値段の下がった黒く変色した牛肉がおいしくてお買い得だよ!」と話していたことが、今も印象深く記憶に残っています。

北海道の牧場で働き、アメリカやカナダの牧場もたくさん見てきましたが、現場では病気の家畜が結構多いことに気づかされます。 そのため、抗生物質を使用したり飼料にホルモン剤や化学薬品を混ぜたりしているのが現状です。
健康な家畜でも肉の蛋白質は消化が遅く、多すぎると酸化が進み血液を汚してしまいますので注意が必要です。 また、少量でも上述のように生命の問題は残ります、、、
Holstein

乳製品と玉子の問題!
牛乳は蛋白質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミン等を適量含有し、自然の形ではバランスのとれた非常に栄養価の高く、 消化、吸収も良い、弱アルカリ性の食品です。 よって、現代栄養学では完全栄養食品だとしています。 しかし、それをそのまま信じ込んではいられない様々な問題点があります。
例えば、牛乳の蛋白質の85%は、カゼインと呼ばれる一種のリン蛋白質で、身体に上手く調和できる蛋白質とは違います。 その粒子が比較的小さいため、ろくに消化しないうちに血液中に吸収され、アレルギー反応を起こしやすいのです。 ようするにアミノ酸の状態に分解されないまま直接血液に入っていくと、それを拒絶しアレルギー反応を起こしてしまうのです。
牛乳のミネラル、カルシウムとリンは、かえってカルシウム代謝やリン代謝に異常を来たし、骨や歯をもろくします。 最近の調査で牛乳を多量に飲む児童ほど虫歯が多いことも判明しました。
また、前述の通り牧場で働いていた経験から、家畜に抗生物質を使用したり飼料にホルモン剤や化学薬品を混ぜたりしている事実を否定することはできません。 これらの物質が人体に多く吸収されると、肝臓や腎臓障害を起こします。
どうしても牛乳を!という方には大豆から作った豆乳の飲用をお勧めします。

さて、玉子についても同様の問題があります。
玉子の蛋白質の一分は、ホスビチンというリン蛋白です。 やはり牛乳と同様にアレルギー反応を起こしやすい物質です。
また、養鶏の飼料には抗生物質に加え、成長を早め産卵率を高めるために多量の女性ホルモン剤を使用します。 この女性ホルモン剤はご存知の通り乱用することで恐ろしい癌の誘因になることがよく知られています。
これらの飼料を与えずに育てた親鶏が産んだ自然卵(有精卵)でなければ多量に食するのは避けたほうが良いでしょう!
Broiler

玄米と白米!
さて、主食となるですが「玄米」と「白米」を比較したところ、その栄養価の違いに驚かされます。
白米は精米で果皮も種皮も湖粉層も胚芽も取り除かれているので残ったのは、胚乳のデンプン、ただカロリーだけです。 ミネラルもビタミンもないので燃焼した後、完全に化学分解しない部分が残り、乳酸や焦酸ブドウ酸という産物を出します。 これは身体に害を与える物質で血液を酸性化してしまいます。
乳酸や焦酸ブドウ酸は胚芽などに含まれる成分の作用を受けると水と炭酸ガスに変えられ無害となりますので、 胚芽を含む玄米を食することはとても大切なことだと理解することができます。
白米は、血液を酸性にする上、糠として除かれた栄養を他の食品から採ることになるので、どうしても食べ過ぎることになり、 毒素として体内に溜まって病気ということにもなりやすいので注意が必要です。

最初から玄米のみというのは難しいと思います。
七分つき米や胚芽米、五穀米や十六穀米の混ぜ合わせなどから始めてみましょう!
BrownRice

玄米と白米の成分比較
  <玄米100g当たり>
エネルギー 350Kcal
たんぱく質 6.8g
脂質 2.7g
炭水化物 73.8g
灰分 1.2g
ナトリウム 1mg
カリウム 230mg
カルシウム 9mg
マグネシウム 110mg
リン 290mg
2.1mg
亜鉛 1.8mg
0.27mg
マンガン 2.05mg
ビタミンE 1.3mg
ビタミンB1 0.41mg
ビタミンB2 0.04mg
ナイアシン 6.3mg
ビタミンB6 0.45mg
葉酸 27μg
パントテン酸 1.36mg
食物繊維(水溶性) 0.7g
食物繊維(不溶性) 3.0g
  <精白米100g当たり>
エネルギー 356Kcal
たんぱく質 6.1g
脂質 0.9g
炭水化物 77.1g
灰分 0.4g
ナトリウム 1mg
カリウム 88mg
カルシウム 5mg
マグネシウム 23mg
リン 94mg
0.8mg
亜鉛 1.4mg
0.22mg
マンガン 0.8mg
ビタミンE 0.2mg
ビタミンB1 0.08mg
ビタミンB2 0.02mg
ナイアシン 1.2mg
ビタミンB6 0.12mg
葉酸 12μg
パントテン酸 0.66mg
食物繊維(水溶性) -
食物繊維(不溶性) 0.5g


ごまの威力!
ごまにはカルシウムが、わずか100g中に1200mgも含み、 他の優秀食品でカルシウムが多いといわれる大豆や牛乳に勝るものです。 蛋白質は動物蛋白に劣ると思われてきましたが、決してそんなことはありません。 構成アミノ酸は、メチニオンでは牛肉とほぼ同じで、その他のアミノ酸でも勝るとも劣りません。
メチニオン、リジン等は優良蛋白である大豆の倍量で、これらはレシチンを合成して脳や神経組織の働きを強めます。 脂肪はオレイン酸、レノレイン酸を多く含み、類脂体は動脈硬化の原因であるコレステロールの沈着を防ぎ流し出す働きがあります。
ビタミンについても、これまたまれにみる宝庫で、日本人に特に足りないビタミンB1、B2を多く持ちます。 ビタミンB1は澱粉糖分を消化吸収させ、代謝するためには絶対欠かせないものです。 ビタミンEも豊富にあり心臓や血管の働きを助けてくれます。 ビタミンEは毛細血管の隅々まで酸素を供給して、その燃焼を助け、便通をも助けてくれます。
その他、イノシトールとコリンは脂肪代謝にどうしても必要なもので、肝臓の働きを強め、解毒作用を助けてくれます。
また、ごま強壮、緩下、老化防止、毒消しによく、病弱者に一番不足する栄養をたっぷり備えています。

外用として純良ごま油は、火傷、腫れ物、切り傷、切れ痔などに卓効があり、 化粧用のコールドクリームよりはずっとよく、肌を潤しきめを細かにしてくれます。 インド伝承医学のアーユルヴェーダにおいても、このごま油は無くてはならない存在なのです。

こまを単に薬味や調味料として少々使うのではなく、主食の一部としても大いに利用していただきたい食品です。
Sesame


食の安全性!
私もそうでしたが、食費を節約するため、どうしても安い食材に目が行きます。
例えばチンゲン菜!丸々と太く重たく色白で柔らかそうなのが \128.-」、 「少しスリムで硬そう、葉は青々とし虫食いの後がある有機野菜が \198.-」!
やはり、お得感のある前者の \128.- を選んでしまいます!
そして、他の野菜も同様の基準で選んでしまうことが多いです。

しかし、この数十円の節約!確かに「チリも積もれば!」で月に数万円になることもありますが、年間で100万円を超えることはないでしょう! ところが癌などの成人病にかかると、想像以上にお金が必要となります。
高額療養費制度があるというものの、複数の病院にかかったり保険の効かない代替え療法を受けたりすると医療費の支出 はアッという間に数十万円の単位で飛んで行きます。 私の妻が飲用していた分子標的薬(抗がん剤)では、月に50万円近くを支払うこともあり、立替えるのも大変です。 クリニックでの免疫療法となると1クール100万円単位の費用が必要で、もちろん保険の適用外です。

このように、せっせと数十円の節約をしても、輸入物や農薬に汚染された野菜を食して病気になっていたのでは本末転倒です。かえって高い出費となってしまいます。

特に季節はずれの輸入物の果物や野菜には要注意です。
新鮮に見える果物が手ごろな価格で店先に並んでいるのをおかしいと思いませんか?
私はアメリカの農業に憧れてカリフォルニアへと渡りましたが、農薬をドッサリと使い、土づくりを軽視した農法に嫌気が差し、日本に戻ってきました。 倉庫にはドクロマークの入った農薬がたくさん貯蔵されています。 これを薄めて飛行機で空より散布します。
また土壌改良より、いかに化学肥料を調合するかを重視しています。 そのため農場付近の小川には小魚などの生き物いません。 土の中にはミミズいません

農薬については当時、アメリカ国内の基準と輸出用基準が異なるため、海外輸出用には国内規定量よりはるかに多い量を散布していました。 その上、小麦や果物など輸送コストを下げるために、コンテナ船で輸送されます。 しかし、これらの穀物や果物が何週間もの輸送中に腐らないはずがありません。 そう、更に農薬に着け込んだような状態で輸送するのです。

上述の大豆のように蛋白質や必須アミノ酸は以外からでも摂ることができます。
空海の真言密教で有名な「高野山」、ここでの食事は若い修行僧が持ちまわりで調理を担当すると聞いています。 そして、そのメニューには一切肉料理はありません。
しかし、お膳には若い僧侶に人気の「鶏のから揚げ」が並ぶこともあるといいます。 そう、その「鶏のから揚げ」の中身(実態)は麩やユバ、そして大豆から作られるグルテンミートなどです。 味も食感も本物の「鶏のから揚げ」と殆どかわらず、しかも本物より栄養価が高く健康に良いというのですから、利用しない手はないでしょう!

料理は工夫しだいで何とでもなるということでしょう!
元々、人間の感覚とは不確かなもので 感覚は「思い込み」に左右され、人生の殆どを「妄想」に費やしていると言っても過言ではないでしょう!

  肉食を多くする人は短命です!

また、は価格的にも高価な食材です。 の量を減らし、その分を安全で新鮮な野菜や果物、穀物に充当することができると思います。 また、冬に身体を冷やす夏野菜や果物を食するのはあまり良くありません。 季節はずれの高価なハウス野菜や輸入野菜にも気をつけましょう!

身土不二!」やはり、その季節に地元で採れた食物を丸ごといただくようにしたいものです、、、

奥ヒマラヤ/フンザ村、南米/ビルカバンバ、ロシア/コーサス地方のグルジア共和国などには長寿者が多いと聞きます。 彼らの食事は穀菜で、「野菜、木の実、豆類、果物」そしてわずかな肉類を食しますが、これは長寿者に共通しています。 日本でも長寿者は伝統食といわれる古来からの和食の自然食を食しています。 そして共通しているのは心穏やかで明るい暮らしです。

  食は身体を作り、身体は心を作ります!そして健康な心は幸せを育てます!

毎日の食事と健康、そして心の在り方をもう一度じっくりと考えてみましょう!

フンザ
ヒマラヤの7000メートル級の山々に囲まれた長寿村フンザ
畑にはジャガイモが植えられています!

フンザ
収穫したジャガイモをトラックに積みこんでいます!


日常生活における食養については、たくさんの書籍やウェブサイトがありますので、詳細はそちらに譲ることとし 自然療法(食養)ページでは、病人に対する食養、いわゆる民間療法(野草やきのこ類、生薬などを利用した経口療法)について、解説を試みたいと思います。

ブームとなり、持てはやされては消えて行く健康食品やサプリメント! そのような一時的なものにとらわれるのではなく、昔ながらの自然の力を利用した民間療法に目を向けてみましょう!
良いものだからこそ、絶えることなく今日まで伝え残されてきたのです。
サプリメントのような即効性
はありませんが、身体の底からじわじわと効いてまいります。 そして自然と感謝する心が育まれ、身体だけでなくもゆっくりと豊かに変わってまいります。

さあ、自然に添った生き方をもう一度見つめなおしてみましょう!


目次!
■ 症状別食養療法一覧
■ 玄米重湯
■ 玄米クリーム
■ 玄米スープ
■ 鯉こく
■ 梅肉エキス
■ ふじこぶエキス
■ さるのこしかけエキス
■ くず湯
■ スギナ茶
■ 柿の葉茶
■ 梅しょうゆ番茶
■ アカツメグサ茶
■ 小豆汁
■ 蓮根汁
■ 梅干の黒焼き
■ タンポポコーヒー

症状別食養療法一覧!

準備中です、、、しばらくお待ちください!






Charlie Yokoyama


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参考書
玄米菜食と健康料理
食卓からの健康改革



薬草の自然療法
難病も自然療法と食養生で治そう



自然療法が「体」を変える
免疫力が増幅するクスリを使わない医学



ビワの葉自然療法
体と心がよみがえる



かならず春は来るから


食生活が人生を変える
細胞が活気づく自然療法の知恵



心を育てる子どもの健康食


安心できる離乳からの健康育児


家庭における実際的看護の秘訣


中国古代の「養生法」


経穴入門
ツボの名前の由来作用主治がよくわかる



まんが漢方入門
中医薬食理論がよくわかる



黄帝内経
中国古代の養生奇書



易経入門
中国医学の源がわかる