症状別食養療法
口内炎

【 症状 】
□の中で共生している微生物のバランスが何らかの原因で崩れ、口腔粘膜にウイルスや細菌が感染して起こる炎症。
義歯や虫歯の治療が不適切な場合や、風邪や胃腸障害で抵抗力が低下した時にも起こる。
□腔内がただれたり、粘膜が赤く腫れ、白く濁ったりする。粘膜の腫れが広範囲の場合、□中がザラザラし、飲み物や食物の刺激に過敏になり、□臭が強くなる。

【 対策 】
□を良<洗浄し、悪化した場合は、抗生物質を患部に塗布。
予防では、過労を避け、ビタミンを補給し、栄養バランスの取れた食事をする。

※幼児では、脱水症状や全身衰弱に陥ったりする。抵抗力が低下しているときに罹患すると、顎の下のリンパ節が腫れたり、発熱や頭痛を伴う。

口内炎には エドガー・ケーシー療法の「ひまし油湿布生姜湯湿布ビワ葉温灸が効果的です。
スギナ茶の飲用も利尿効果が高く毒素排出に効果があります。
また、ビワ葉エキススギナエキス でのうがいが効果あります。

【 食べるべきもの 】
 1.総合ビタミン含有食品(特にVB2)
 2.総合ミネラル含有食品(特にCa、Zn)
 3.粘膜を強化するもの
 4.胃腸の負担を軽くする(主食中心・少食)

 例)
  ホルモンバランスを整えるもの‥・葛、タンポポ、発芽玄米、よもぎ、ユリ根、胡麻、ぎんなん、かぼちゃの種、人参、にんにく(醤油漬)、蓮の実。
  自律神経を安定させるもの‥・なつめ、胡麻、ユリ根、麻の実、海藻
  下半身の血流を盛んにするもの‥・葛、味噌、醤油、梅干、ねぎ、ニラ、玉ねぎ、わけぎ、松の実、ぎんなん
  腸の機能を高めるもの‥・蓮根、蓮の実、自然薯、黒豆、ヤンノー、人参、よもぎ、かぼちゃ、ごほう

【 食べてはいけないもの 】
 1.消化器に負担になるもの
 2.ビタミン・ミネラルを消耗させるもの
 3.肝臓・牌臓に負担の大きいもの

 例)
  精製糖類‥・白砂糖、氷砂糖、ざらめ、乳糖、果糖、ブドウ糖、オリゴ糖、還元糖
  陰性果物‥・ブドウ、力キ、ナシ、ラフランス、メロン、キウイ、パイナップル、輸入果物
  清涼飲料‥・ジュース、炭酸飲料、コーラ、スポーツドリンク、ドリンク剤
  香辛料(強刺激のもの)・‥唐辛子、辛子、コショウ、ワサビ、サンショウ

【 効果的な成分と、その働き 】
 ●ビタミンA・・・□腔内の粘膜を健康に保ち、乾燥を防ぐ。
 ●カルシウム・・・唾液・胃液の分泌を正常に保つ。
 ●亜鉛・・・胃腸・皮膚の細胞の新陳代謝に関与




健幸塾「風見どり」