症状別食養療法
歯周病

【 症状 】
歯の周りの病気のことを歯周病と呼び、腫れを特徴とする歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎とに分けられそ世間一般でいわれている歯槽膿漏は、成人性歯周炎のことをいう。
 ●歯肉がはれる
 ●歯肉から血やうみが出て痛む
 ●□臭がする
 ●歯が長くなった
 ●歯が動く
 ●歯と歯の問に物がはさまりやすい
 ●□の中がいつも粘つく
 ●冷たいものや熱いものが歯にしみる
 ●歯が浮いて物がかめない
などの症状があれば歯同病の可能性がある。
口腔内には種々の微生物が常住菌として存在しており、通常はこれらの徴生物たちの調和が保たれているため病原徹生物の繁殖が抑制されている。
しかし、□腔内が酸化し、徴生物の調和が崩れると病原徴生物が増殖し、歯周病や虫歯になる原因となる。

【 対策 】
正しいブラッシングを心がける。
□腔内を酸化させない食べ物、つまり抗酸化力のある食べ物を食べることが必要である。

※歯の脱落、細菌性心内腸炎、肺炎、関節炎、腎炎、早産、頭痛、肩こりなどに注意!

歯周病には ビワ葉エキススギナエキス でのうがいが効果あります。

【 食べるべきもの 】
 1.ミネラルを補給し、血液と細胞を活性化するもの
 2.肝臓・腎臓の機能を高めるもの
 3.血液・リンパ液の質を高め、循環を良くするもの
 4.弛緩した細胞を収縮させ、活性化するもの

 例)
  葛、皮つきハトムギ、ふのり、ニラ、よもぎ、もやし、ブロッコリ−スプラウト(もやし、大根葉、タンポポ、胡麻、人参、人参葉、味噌、醤油、クコの実…肝機能高進
  自然薯、蓮根、蓮の実、ブラウンマッシュルーム、ニラ、人参、ごほう、胡麻、タンポポ、葛、梅干、味噌、ぎんなん、そば、松の実…腎機能高進
  梅干、赤味噌、醤油、たまり、梅醤、たくあん…細胞を活性化
  海藻、山芋、黒キクラゲ…ミネラル豊富

【 食べてはいけないもの 】
 1.老廃物を増加させるもの
 2.血液とリンパの循環を妨げるもの

 例)
  動物食品…肉、魚介、牛乳、卵など
  精製糖…白砂糖、ザラメ、氷砂糖、乳糖、ブドウ糖、果糖、オリゴ糖、還元糖
  油脂類…バター、マーガリン、ラード、ヘット、大豆油、紅花油、オリーブ油など
  陰性タンパク食品…豆乳、豆腐、ゆば、納豆
  油脂加工品…揚げ菓子、油揚げ、厚揚げ
  清涼飲料…ジュース、コーラ、スポーツ飲料、ドリンク剤
  強陰食品…酢、香辛料、ナス、トマト、ピーマン

【 効果的な成分と、その働き 】
 ●ミネラル・・・血液を浄化し、弛緩組織を引き締める。
 ●タンニン・・・抗菌・収斂作用。
 ●サポニン・・・腎機能盲進、血液・リンパ循環促進




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