症状別食養療法
精力減退・精力増強・不妊

【 症状 】
老齢化に伴い、自然に精力が薄れていく場合を別にして、青年期や壮年期に精力が減退する場合を問題とする。
男性の場合では勃起不全、射精障害、精液量の減少などの症状、女性では、膣より分泌される粘液量の減少、不快感などの症状をきたす。
原因としては、精神的なもの、心因的なものが関係していることがほとんどである。睡眠薬の飲みすぎ、アルコールの多量摂取、薬物投与に よる一過性の性欲減退もある。

【 対策 】
まず心身共にリラックスする時間を持つよう、心がけること。
化学薬品、クエン酸シルデナフィル(バイアグラ)などを投与した治療は即効性があるが、同時に人体の免疫機能を低下させ、諸臓器の機能を障害するため危険性が高い。
食生活の改善により人体を構成する細胞を活性化させ、生命力を高めていくことが重要である。

不妊症月経異常、卵巣機能障害、高プロラクチン血症、甲状腺機能低下症、子宮内膜症などに注意する。

精力減退・精力増強・不妊には エドガー・ケーシー療法の「ひまし油湿布生姜湯湿布ビワ葉温灸が効果的です。
また、玄米食を中心としてクコの実なつめの実も食すると良い!

【 食べるべきもの 】
 1.ホルモン分泌器官を活性化するもの。
 2.血液循環をよくするもの。
 3.生殖器の機能を高めるもの。

 例)
  発芽玄米、人参、葛、タンポポ根・・・ホルモン分泌活性化
  梅干、純正味噌、純正醤油、黒焼玄米・・・血行促進
  自然薯、焼ニンニク、焼人参、焼玉ねぎ、胡麻・・・生殖器機能高進

【 食べてはいけないもの 】
 1.内分泌腺の働きを低下させ、ホルモンバランスを崩すもの。
 2.代謝と血液循環を低下させるもの。

 例)
  一般加工食品・・・化学添加物使用のものすべて
  清涼飲料・・・添加物入り加工飲料すべて(粗悪アルコール含む)
  精製糖類・・・白砂糖、グラニュー糖、氷砂糖、果糖
  動物食品・油脂類・輸入果物も要注意

【 効果的な成分と、その働き 】
 ●ビタミンA・・・ホルモン分泌活性化作用。 
 ●フェノール類・・・血行促進、ホルモン分泌促進作用。
 ●ビタミンK・・・副腎の強化、血行促進、生殖器機能亢進




健幸塾「風見どり」