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陰と陽について! 陰陽シンボル
私がいつも身につけている陰陽シンボルのペンダント!
このペンダンントに触れる度、全てにおいて陰陽のバランス(陰平陽秘・補虚寫実)をとるように心がけています

陰陽(YinYan)とは、古代中国の思想に端を発し、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰(いん)と陽(よう)の二つに分類する範疇。陰と陽とは互いに対立する属性を持った二つの気であり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こるとされています。

原初は混沌(カオス)の状態であると考え、この混沌の中から光に満ちた明るい澄んだ気、すなわち陽の気が上昇して天となり、重く濁った暗黒の気、すなわち陰の気が下降して地となった。この二気の働きによって万物の事象を理解し、また将来までも予測しようというのが陰陽思想です。

受動的な性質を「陰」、能動的な性質を「陽」に分類する。具体的には、闇・暗・柔・水・冬・夜・植物・女などが「陰」であり、光・明・剛・火・夏・昼・動物・男などが「陽」である。これらは相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない。森羅万象、宇宙のありとあらゆる物は、相反する陰と陽の二気によって消長盛衰し、陰と陽の二気が調和して初めて自然の秩序が保たれています。

重要な事は陰陽二元論が、この世のものを、善一元化のために善と悪に分ける善悪二元論とは異なると言う事である。陽は善ではなく、陰は悪ではない。陽は陰が、陰は陽があってはじめて一つの要素となりえる。あくまで森羅万象を構成する要素に過ぎない。

陰と陽とはもともと天候と関係する言葉であり、陰は曇りや日影、陽は日差しや日向の意味として『詩経』などの古書に表れる。『春秋左氏伝』昭公元年に天の六気として陰・陽・風・雨・晦・明とあり、ここで陰陽は寒暑の要因と考えられ、また昭公四年には陰・陽・風・雨が季節を特徴づける気候の要因として扱われている。さらに『管子』幼官では明確に春の燥気・夏の陽気・秋の湿気・冬の陰気として寒暑の原因とされるとともに四季(四時)の気候が変化する要因として扱われている。これがやがて四時の気を統轄する上位概念となり、さらには万物の生成消滅と言った変化全般を司る概念、万物の性質を二元に分類する概念へと昇華されたと考えられています。

陰があれば陽があり、陽があれば陰がある!

健幸塾「風見どり」では、この陰陽のバランス(陰平陽秘・補虚寫実)を重要視しています。 特に食における陰陽のバランスを最も重要な課題として考えています。 この食における陰陽のバランスについては「自然療法(食養)」のページをご参照ください。 また、陰陽の代表的な分類や関係については本ページの陰陽表をご参照ください。

幸せを得る方法を悟りえた仏陀(釈迦/ゴーダマ・ブッダ)、彼が苦行の末に悟った「苦楽中道」、 これもまさしく「陰陽」のバランス」を意味し、我々にその重要性を示唆していたのでしょう・・・

陰陽シンボルトレーシング気功法!
私が朝晩行っている気功に「陰陽シンボルトレーシング気功法」というものがあります。 これは陰陽のシンボルを片手または両手でなぞる気功法で、気血の循環を促進し、自然界に存在する陰陽の気を体内に取り込むことができます。この気功法による優れた効果は体験してみないとなかなかわかりません。皆さんも是非この気功に挑戦してみてください。 「陰陽シンボルトレーシング気功」については「気功」のページをご参照ください。
陰陽シンボルトレーシング陰陽シンボルトレーシング

陰陽表!
 
基本的特性 遠心力 求心力
傾向 収縮 膨張
機能 拡散、分散、分解、分離 融合、同化、集合、編成
動き 不活発、緩慢 活発、敏速
振動 短波、高周波 長波、低周波
方向 下降、水平 上昇、垂直
位置 内部、中心 外部、周辺
重量 重い 軽い
光度 暗い(暗光、月光) 明るい(明光、日光)
湿度 湿潤 乾燥
密度 緻密 稀薄
外形 大きい 小さい
形状 収縮性、 膨張性、
感触 柔らかい 硬い
素粒子 電子 陽子
元素 窒素、酸素、燐、

カルシウムなど

水素、炭素、ナトリウム

砒素、マグネシウムなど

環境 波動 ― 空気 ―   ― 水 ― 土
気候風土 寒冷な気候 熱帯性気候
生物特性 植物的 動物的
性別 女性 男性
呼吸 吸気 呼気
器官構造 実質器官

凝縮性

中空器官

膨張性

神経 中枢神経

副交感神経

末梢神経

交感神経

補瀉
態度、感性 穏やか、消極的、防御的 活発、積極的、攻撃的
仕事 心理的、精神的 肉体的、社会的
文化 精神的 物質的
次元 空間 時間
内外 内側 外側
武術
戦闘 防御 攻撃
向き 下、前、右 上、後、左
夫婦
表裏
天体 太陰(月) 太陽(日)
天気
昼夜
天地
温度
偶数 奇数
商売 損失 利益
状況
人間 精神 肉体
数学 −(負) +(正)
春秋
夏冬
東西 西
南北
背腹
感情的 抑制 興奮
内臓 五臓(六臓) 五腑(六腑)
人体組織 筋肉 皮膚
部分 下部 上部
高さ 低い 高い
音の高さ、声調
光闇




Charlie Yokoyama


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