症状別食養療法
リウマチ

【 症状 】
原因は不明だが、関節や骨、筋肉などがこわばり、痛みがでる症状で、代謝異常や自己免疫疾患が原因と考えられている。
圧倒的に多いのが慢性関節リウマチ。難病の一つなので長期間の治療が必要。
微熱や体重減少が起こり、疲れやすくなる。部分的な症状では関節や筋肉がこわばる、痛む、腫れる、力が入らない。
皮膚に赤い斑点がでたり、黒ずむこともある。また、首や脇の下のリンパ節が腫れたりする。

【 対策 】
原因が不明なので対症療法が中心。
冷えと湿気に注意し、体を温めると症状が軽減する。
栄養のバランスを取り、タンパク質や鉄分、カルシウムを多めに補給する。
玄米菜食療法で血液を浄化することで治療する医師もいる。

※リウマチはリウマチ・膠原病とも言われ、症状が様々。慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発|住筋炎、皮膚筋炎、 結節性多発動脈炎、リウマチ熱の6つがある。進行すると、骨性強直がある。

リウマチには エドガー・ケーシー療法の「ひまし油湿布生姜湯湿布ビワ葉温灸が効果的です。
また、スギナ茶の飲用も利尿効果が高く毒素排出に効果があります。

【 食べるべきもの 】
 1.免疫システムを改善するもの
 2.肝臓・副腎の機能を高めるもの
 3.コラーゲン(膠原質)・ヒアルロン酸の原料になるもの
 4.血液を浄化し、血液・リンパ液の循環を促進するもの

 例)
  葛、ハトムギ、ふのり、タンポポ、よもぎ、ニラ、大根葉、もやし、干椎茸、プルーン、なつめ、里芋、人参、人参葉、セリ、なずな…肝臓機能亢進
  ブラウンマッシュルーム、黒胡麻、ごほう、蓮根、蓮の実、ユリ根、松の実、かばちゃの種、ひまわりの種、よもぎ、ハトムギ、小松菜…副腎機能亢進
  ふのり、キクラゲ、もずく、昆布、わかめ、めかぶ、蓮根、じゅんさい、なめこ、里芋、納豆、自然薯、いちょう芋、大和芋、つくね芋、長芋…多糖類を含むもの
  山芋、ねぎ根、かばちゃ、ハトムギ、人参、黒豆、粟、大根、ニラ、ねぎ、玉ねぎ、トウガン、春菊、白菜、大豆、そら豆、なた豆、干椎茸…リンパ循環促進
  葛、ニラ、ねぎ、玉ねぎ、わけぎ、ぎんなん、ニンニク、味噌、醤油、松の実、ヒマワリの種、タンポポ根…血流促進作用

【 食べてはいけないもの 】
 1.肝臓・副腎に負担をかけるもの
 2.牌臓に負担になるもの
 3.内分泌腺の機能を低下させるもの
 4.老廃物の生成を増加させるもの
 5.ミネラル代謝を低下させるもの

 例)
  油脂類・・・バター、マーガリン、ラード、ヘット、植物油、加工油脂
  砂糖・・・精製糖(白砂糖、ブドウ糖etc)三温糖、黒砂糖
  魚介類の干物・・・じやこ、煮干、一夜干など
  動物性食品・・・肉、牛乳、魚介類、卵
  高度加工食品・・・インスタント食品、練製品など
  清涼飲料
  アルコール飲料

【 効果的な成分と、その働き 】
 ●ムコ多糖類・・・骨・軟骨の生成・強化。
 ●フラボノイド・・・肝臓・副腎機能亢進。
 ●アルカロイド・・・関節の痛み、腫れを改善




健幸塾「風見どり」