症状別食養療法
頭痛

【 症状 】
頭蓋内に病気があるために起こる症候性頭痛と、頭蓋内に病気がないにもかかわらず起こる機能性頭痛がある。

症候性頭痛
 症候性頭痛:突然起こる激しい頭痛は「くも膜下出血」、発熱を伴う頭痛は「髄膜炎」、頭痛とともに麻痺がある場合は「脳腫瘍」や「脳出血」が疑われる。

機能性頭痛
 頭の片側(時に両側)がズキズキと拍動的、発作的に痛む片頭痛と、精神的またはストレスによって起こる緊張性頭痛などがある。

その他の頭痛
 風邪や二日酔いなどによって起こる頭痛などがある。

【 対策 】
症候性頭痛
 食生活の改善とともに、すみやかに専門家の診断を受けることが必要。

機能性頭痛
 食生活の改善が必要。

その他の頭痛
 食生活や生活様式の改善が必要。

※症候性頭痛の場合は、病気が進行するとともに手足の麻痺、視力障害、意識障害、呼吸麻痺あるいは死に至る危険性がある。
機能性頭痛の場合は、嘔心、嘔吐、肩こり、めまい、耳鳴り、高血圧、不眠、うつ傾向、自律神経失調、生理不順や失語症、片麻犀などの重い症状を併発する場合がある。


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【 食べるべきもの 】
 1.老廃物を排除して血液を浄化し、血行を促進するもの
 2.胃腸を整え、肝臓・腎臓・副腎を強化するもの
 3.炭水化物・ビタミン・ミネラルを主とし、タンパク質・脂質の少ないもの

 例)
  主食は玄米に黒胡麻と黒豆を入れて炊くのが望ましい。
  ハトムギ、ふのり、よもぎ、大根葉…老廃物排除、血液浄化
  葛、赤味噌、醤油、胡麻…胃腸強化
  ニラ、タンポポ、ハトムギ、ふのり、かぼちゃ、大根、クコの実…肝臓・腎臓・心臓強化
  ほうれん草、ブロッコリ−、パセリ、小松菜…良質な赤血球を造る
  朝食は葛のみ…老廃物が急速に排出され、内臓全体の機能が短期間に高まる。


【 食べてはいけないもの 】
 1.血液中に老廃物を増加させるもの
 2.循環器系の働きを不正にするもの
 3.自律神経のバランスを乱すもの

 例)
  動物食品…肉、魚介、牛乳、卵など   精製糖類…白砂糖、ブドウ糖、乳糖など   加工食品‥・インスタント食品、菓子


【 効果的な成分と、その働き 】
  ●ガンマアミノ酪酸・・・抑制性神経伝達、血圧調整効果
  ●葉緑素・・・体内解毒、コレステロール値降下
  ●ミネラル・・・体内毒素中和、全身細胞を整える





健幸塾「風見どり」